home








              徒 然 雑 記 2005













  「想定外のドカ雪」 20051218


 先日発表された、「新語・流行語大賞 2005年間大賞」(『現代用語の基礎知識』選)に、堀江貴文(ライブドア社長)氏の「想定内(外)」が選ばれた。これは堀江社長が、今年の春頃に巷を騒がした、フジテレビとの業務提携問題中に連発した言葉だった。
 いま北陸地方は、まさしく「想定外」のドカ雪に見まわれている。連日のニュースなどでも、大雪の話でもちきりだ。

 【インターネットKNB】 2005年12月18日11:27
 「県内全域に大雪・低温注意報」
 18日の県内は強い冬型の気圧配置が続いて各地で断続的に雪が降り、交通機関にも影響が出ています。雪はこのあと日中も降り続いて山沿いを中心に大雪となる恐れが富山地方気象台では県内全域に大雪・低温の各注意報を出して注意を呼びかけています。
 18日の県内は上空に、氷点下42度以下と今シーズン一番の強い寒気が入り込んだため各地で厳しい冷え込みとなり、最低気温は富山市で氷点下2・9度、高岡市伏木で氷点下3.1度を観測しました。雪も各地で降り続き、18日午前11時現在の積雪は富山市で39センチ、高岡市伏木で46センチ、氷見市で52センチ、魚津市で53センチ砺波市で50センチなどとなっています。
  〜 (中略) 〜
 県内はこのあとも19日にかけて雪が降りやすい状況が続き、19日午前9時までにいずれも多いところで平野部で30センチ、山沿いで60センチの雪がふるものと見られます。また、日中の最高気温が0度を下回るところも多いと見られ、富山地方気象台では現在県内全域に大雪・低温の各注意報を出して注意を呼びかけています。

 今回は、富山より氷見の方で雪が深く、すでに3回も雪かきしている。12月としては20年ぶりの大雪で、ホントこの時期、こうなるとは誰も予想できなかった。例年はクリスマス寒波が来て、ちらほら降ればましなくらいで、正月に積雪のある方が珍しかった。
 こんな調子で行けば、久しぶりに「根雪」となるだろうか。この言葉は、もう富山で死語になったと思っていたのに。

 暖冬になると宣言していた気象庁の責任者は、ぜひ謝罪してもらいたい。あなどって心も体も準備ができておらず、いきなりの寒さにしっかりカゼなどひいてしまった。あまつさえ病み上がりの状態で、やむなく今朝方、車庫の雪かきをしていたら、うっかり体をひねって激痛が走った。不幸中の幸いでなんとかギックリ腰は免れたようだが、こうしてキーボードを打っていても、痺れるように疼いている。
 まだしばらく居すわるという大寒波で、この先どんな状態になるやら。ぼたぼた降っている空を、うらめしくながめている。









  「城端行」 20051127


 先日、久しぶりに城端(南砺市)へ行ってきた。
 例によって日々、新聞のイベント情報を念入りにチェックしている奥様が、ある朝「なんと彩菜まつり」に行きたいとおっしゃった。今年の秋、どこへも行楽に行ってないので、ぜひにということだった。以前から「じょうはな織館」で、機織りもしたかったから、一石二鳥だという。この秋いろいろあり、ピクニックにすら連れて行ってもらってない、という恨みのこもった眼だった。
 恐れをなした愚夫は、さっそく地図を調べ、早急に城端方面へ行く計画を立てた。

 近年、富山では高速道路が整備され、南砺方面へ非常に行きやすくなった。
 以前、城端へ行こうとすると、福光町の細い国道を抜け、1時間半は軽くかかった。それが高岡北で高速に乗ると、30分もかからず城端の手前まで来てしまう。それからの国道も整備され、駅前へ出るのに10分も走っただろうか。ほとんど隔世の感があった。駅前通りも、石畳などで整備され、街の様子も一変していた。
 以前から南砺は金沢などの影響か、垢抜けたところがあったけれど、都市整備も上手で、西欧にでもいるかのような雰囲気になっていた。これに比べ、氷見はどうしてあんなに在郷くさいのか。気質の荒い漁師町では、どうしても文化的な民度が劣るのかな、などと嘆息しきりだった。

 うまくお昼頃に着き、幼い息子の好物である、麺類の店を探した。
 ふらっと寄った料理屋で、サービス品に「限定10食 松茸の土瓶蒸し ¥1,050」というのがあった。かねがね奥様は、一度「土瓶蒸し」を食べてみたいと切望しており、渡に船と注文した。土瓶蒸し・天ざる・ざるうどん・おにぎり・サービス定食と、少々ぜいたくなお昼をいただき、満足して街へ出た。
 城端といえば、真宗大谷派の名刹・善徳寺へお参りしないわけにはいかない。するとこの日「なんと彩菜まつり」に合わせて、山門を公開していた。何度か古文書調査でここへ来ていたが、山門へ登るのは初めてで、感激した。案内の人が熱心に見所を説明してくれ、上から五箇山の山並みを望む景色も美しく、これだけで来たかいがあったというものだ。
 しかし奥様は華より団子とばかりに、すかさず出店で焼きたての「みたらし団子」を買っており、境内で息子とほおばっていた。またこの団子も絶品で、当然わたくしも喜んで食べた。
 
 奥様の目的地→ じょうはな織館】

 そからも「じょうはな織館」を見学したり、「まちなかスタンプラリー」で遊んだり、「彩菜なべ(きのこ汁)」も食べたりして、実に気の晴れる、充実した秋の一日だった。









  「美しい、木の大きなテーブル」 20051003


 申しわけないが、今回ちょっと自慢させてください。
 実は、9月のはじめに、待望の大きな木のテーブルが、ようやく家に届いた。去年から方々の家具屋をめぐり歩き、ようやく米三本店(富山市中央通り)で、希望通りのテーブルが見つかった。
 コンセプトは、木製でしっかりとした素朴な大型テーブル、というものだった。要は拙宅の洋間で、柄の大きい我々親子が、ゆっくり遊んだり学んだりできる木の机であれば、別にどこの製品でも良かった。しかしこの、ほとんどなにも考えていないほど、単純明快な選択基準であったにもかかわらず、なかなかこれと思える商品がなかった。
 それが前々から奥様お気に入りの米三本店へ、改装セールに行ったところ、一目惚れの品物があった。別に、話のうまい名物店長さんの、口車に乗せられたせいではない。
 その時、「ウォールナット」の板を使い、高山の工房で手作りされる等々、特徴を説明されても、勉強不足で意味するところがあまり理解できなかった。けれども実際わが家に納まり、日々撫でさすりながら、色々調べたところ、意外な事実が分かってきた。
 まず「ウォールナット」について。

 木材図鑑(抄)
【樹種名】ブラック ウォルナット Black Walnut
【科目】クルミ科 Juglans 属 の落葉広葉樹。
【産地】アメリカ東部及びカナダのオンタリオ州など。特に、ミズーリー、オハイオ、インディアナなどが主産地。
【性質】木質はやや重硬で、狂いが少ない。木肌はやや粗いが、ペンキやステインによくなじみ、艶出し加工で美しく仕上がる。加工性も良く、釘打ちやネジ、接着の強度が保たれる。
【用途】木理が美しいため、古くから高級家具材や工芸用材として用いられる。
【備考】我が国の、オニグルミがこれに属する。チーク、ローズウッド、マホガニーと並んで世界的な高級材で、装飾材やツキ板として用いられる。


 木巧舎
【アメリカンブラック ウォールナット】『木の宝石』濃茶色から明るい茶色に。使い込むほど輝きが増す。
「世界のクルミの代表でもあり、世界中の家具材の最高峰。軽い割りに硬くて狂いの少ない理想的な家具材。ウォールナットは、濃い色合いをもちながらも、やさしい風合いで世界中で人気があります。インテリアファンならば一度は憧れるのがこのウォールナットです。家具材としても優秀で、強度や粘りがありながら軽いという特徴があります。紫がかったこげ茶色は、高級感を醸し出します。ウォールナットならではの色の重なりやグラデーションが魅力です」


 正直のところ、お値段は決して安くなかった。しかし別に、高級家具が欲しかったわけではない。イメージ通りの大きさと造りを求めたら、たまたまこのテーブルしかなかった。

 Dining table-2100 W2100×D900×H690(mm)
  塗装:天然素材(油脂)ワックス仕上げ
  主素材:(ウォールナット+オーク)
 それが最近、制作者について、新しい事実が判明した。

 毎号愛読している季刊誌「住む。」の最新号(2005年秋号 NO.15)に、「特別企画・美しい、木のテーブル」という特集があり、その「大きなテーブル・カタログ」(104p)に、まさしくわが家のテーブルが、デカデカと出ていた。
 作者は有名な岩倉榮利氏で、「クラハウス」 のHPにも、写真がしっかり出ていて驚いた。
 ちなみに正式な製品名は、左記の通りだった。

 お見それしました。店長さんに、物の価値を知らない田舎者と笑われてもしかたない。
 しかしともあれ、良いテーブルを薦めていただき、夫婦共々喜んでおります。









  「祝!やっとこさ5000アクセス」 20050911


 2005年9月9日午前9時、拙サイトが5000アクセスを達成した。リニューアルしてから、2年半ほどかかって、やっとこさのことだった。
 前日の夜、4999アクセスあったので、キリ番は越えているだろうと思っていたのに、朝サイトを開くと、5000番だった。いかに日々、わずかな人しか見に来ていないか分ってしまって、一抹のさみしさを禁じえない…。
 しかし「不知の森」は名称の通り、はやらないサイトを目指して(?)運営されており、そんなことではめげないのであった。素麺ではないけれど、細く長くが信条なので、これからもあまりがんばらず、ボチボチやって行きたい。

 ところで先日、鎌田實氏の新著、『それでもやっぱりがんばらない』(集英社 2005)を読んだ。
 これは氏のエッセイ『がんばらない』『あきらめない』の続編として書かれ、今までとり上げられていなかった家族関係などにも触れており、おもしろかった。激務をこなし、家庭を顧みる余裕のなかった鎌田氏へ、子供が冷たい目を向ける一節など、さもありなんと同情した。むかしから学者の世界などで、「一家言なすなら一家は捨てろ」と言われて来た通りなのだ。
 「それでもやっぱりがんばらない」とは、ついついがんばり過ぎた氏の、自戒を込めたネーミングなのかもしれない。

 このように小規模な拙サイトでは、もとよりがんばれるはずもない。
 けれども短期決戦でがんばり過ぎ、熱しやすく冷めやすい日本人気質を、深く反省する意味でも、「がんばらない、あきらめない」を主義として、これからも長くサイトを運営して行きたい。









  「晴耕雨読」 20050710


 拙サイトは周知のごとく、「越中・氷見の里山で、人知れず晴耕雨読する閑人の日常を、いくつかのカテゴリーに分け、ありのままに書き綴る」というコンセプトで制作されている。
 まあ、ある筋の話によれば、
「小難しくて理解しにくい【雨読】のコーナーを止め、【晴耕】だけにすれば、もっとおもしろくなるのに」
という厳しいご意見の人もおられたようだ。
 しかし作者としては、むしろ【雨読】の方に力が入っており、これを掲載しないくらいなら、サイト運営を止めます。すいませんね、おもしろくなくて。
 ところがあまつさえこの先、最後のコンテンツとして【仏教】のコーナーへ、究極的におもしろくない内容の日記(?)を掲載する予定でいる。目下準備中で、アップできるのは数年後になるだろうが、ますますおもしろくないサイトになると、自負しております(涙)。

 気持ちが沈むので、その話はこれぐらいにし、実は本日「晴耕雨読」と題したのは、最近ちょっとおもしろいグッズを見つけたからだった。
 コクヨの文房具をネットで買うとき、「三月うさぎ舘」という、かわいいサイトがあるのをご存知だろうか。ついおもしろくてここを丹念に見ていたら、なんと「晴耕雨読」というシリーズがあるではないか。これは、
「晴れた日には畑を耕し、雨の日には本を読む。そんなのんびりとしたマイペースの生活が最も健康的な生活。―(中略)―このように余裕をもちながら生活をしていくことは現代の日本では難しいことですが、忙しい中にもほっと安らぐ日本伝統の技術を生かした品々を揃えました」
というコンセプトで作られたもので、和紙などを使った上品な文房具が揃えてある。
 嗚呼。拙サイトにうってつけではないか!ということで、HP管理者としては矢も盾もたまらず、古式ゆかしい麻の葉柄の「印鑑ケース」と、うろこ文様の「和紙アルバム」を買ってしまった。
 その写真は、次の通り。

  
  【和紙アルバムと印鑑ケース】
 
    【古式ゆかしいうろこ文様】

 恥ずかしながら、かなり気に入っており、とくに麻の葉ケースなどは、肌身離さず持ち歩いています。ほけほけと、こうしたグッズに惹かれ、物欲を掻きたてられるとは、まだまだわたくしも修行が足りないなあ〜。









  「久しぶりの金沢」 20050626


 11日の土曜日、ホント久しぶりに、金沢へ行って来た。 などと言えば、金沢通の皆様は、その日なら「百万石祭」へ行ったのに違いない、と勘ぐるだろう。
 しかし生来、天邪鬼な私が、一部で「征服祭」と陰口されるでっち上げ行事の、提灯持ちに出かけるわけがない。むしろ前田利家の虐殺を非難する、旧鳥越村(白山市)の「一向一揆まつり」の方が、趣旨が明快で納得できる。

 つい前置きが長くなった。
 そんな意味不明の騒ぎを避けて、土曜の朝早く駆け付けたのは、石川県立美術館の「弘法大師 空海 -その信仰と名宝展-」だった。会期が5月19日〜6月12日で、忙しさにかまけうかうか過ごす内、最終日間際となった。
 非常な混雑が予想され、雨のそぼ降る中、焦って急行したら、開館30分前に到着した。絶好の場所へ駐車でき、やはり早起きは得であると実感した。ホッと一息ついて、兼六園に連なる朝の新緑へ目をやると、ドライ・アイの充血した眼も潤う気がする。やはり早々とお客が大勢集まったので、通常の開館時間を繰り上げ、9時15分頃に入館できた。

 やっとあの「空海展」が見れると思い、気分が高揚する。
 実は高野山の宝物は、折々公開されており、歳がばれるけれども、学生の時「弘法大師と密教美術展」(昭和58年 1983)で多数鑑賞していた。しかしなにぶん20年ほども昔になるので、細かい部分は忘れている。
 またどうしても学生の頃とは、興味関心の対象が違ってきており、現在の自分の目で、しっかり国宝・重文クラスの密教美術を堪能したかった。昨年、東京・名古屋・京都・和歌山などで、「弘法大師入唐1200年記念 空海と高野山展」が行われていたのを知りながら、乳飲み子を抱えて遠出もままならず、涙をのんで図録だけ眺めていたのだ。
 ところで今回の展覧会の趣旨は、次の通りだった。

 「弘法大師 空海 -その信仰と名宝展-」 石川県立美術館 HPより

 高野山が中心となり、平成16年に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録されたことで、日本のみならず世界の文化遺産として、さらに多くの人びとの心のよりどころとなりました。
 そこで、前田家歴代藩主も深く帰依し、また戦中戦後にかけて高野山大学の学長、高野山真言宗管長、金剛峯寺座主を歴任した金山穆韶師は富山県大山町出身という縁もある北陸の地においても、世界遺産登録を祝し、弘法大師空海と高野山の歴史と文化をたどるため、「山の正倉院」とも呼ばれる高野山に伝わる国宝 23件をはじめとする数多くの密教美術、日本美術の貴重な文化財の中から、国宝6件、重要文化財28件を含む文化財80点を、今回初めて公開することとなりました。

  ―主な出品作品―

   【国宝】 聾瞽指帰 弘法大師 平安時代 
   【国宝】 諸尊仏龕 唐時代
   【国宝】 善女龍王像 定智筆 平安時代
   【国宝】 紺紙金銀字一切経(中尊寺経) 平安時代  
   【国宝】 八大童子立像のうち
         恵光童子、制多伽童子像 運慶 鎌倉時代
   【国宝】 澤千鳥蒔絵螺鈿小唐櫃 平安時代
   【重文】 孔雀明王像
   【重文】 大日如来像 鎌倉時代
   【重文】 武田信玄像 長谷川信春筆 桃山時代



    【空海展 ポスター
 著作権法上、好ましくないとは知りながら、あの感動を伝えたいがために、そのまま掲載しました。引用の一種として、ご容赦ねがえれば幸いです。
 はやる気持ちを抑えて、足早に特別展示室へ向かう。
 昔からの習慣で、まずざっと全体を見てから、気に入ったものをじっくり鑑賞する。国宝・重文クラスは、さすがにどれも圧巻だったが、とりわけ次の宝物に感動した。

 【国宝】 諸尊仏龕
 【国宝】 恵光童子 制多伽童子像(運慶作)
 【重文】 紺紙金字一切経(荒川経)
       仏説阿弥陀経巻下
 【重文】 大日如来像(絹本)
 【重文】 孔雀明王像(快慶作)

 一覧すると、去年の「空海と高野山展」に比べたら、出品数が何割か少ないようだった。けれどもなに分、北陸初公開の密教美術群であり、悪かろうはずがない。
 室町時代の作で、和歌山県指定にもなっていない「両界曼荼羅図」ですら、魅了されて深い瞑想へ入りそうになったくらいだ。重文の大日如来像前からも離れられず、3回ほど繰り返し詳細に観察し、脳裏に図像を焼き付けた。
 午前中いっぱいかけて、特別展をゆっくり堪能し、図録・絵葉書等を買い求め、大満足で帰ってきた。









  「Firefoxとは何ぞや?」 20050605


 このところちょっと忙しく、体がきついと思っていたら、月初めにまたカゼをひき寝込んでしまった。ヘタレ体質なのは分かっていても、ついついムリしてお仕事すると、反動がくるのだ。今さら体をガンガン鍛えるわけにもいかないし、まあしかたないか…、といった今日この頃です。
 いつもならカゼひきの時は、この程度でお茶をにごし、更新を怠けるところであるが、今珍しく持ちネタが多く、次々と書かなければならない。そこで本日は病み上がりの体にムチ打って、あの「Firefox」(ファイアーフォックス)について書くことにしよう。

 ことパソコンの世界では、「長い物には巻かれよ」というのが鉄則とされている。変にこだわり、マイナーなマシンやソフトを使うと、メインテナンスやバージョンアップなど、後で必ず困ることになる。
 すこしわが身をふり返っても、PCメーカーのGatewayに裏切られたり、SHARPのワープロ・ソフト「書院」にやられたり、何度も痛い目をみてきた。かつてNECのPC−98シリーズなどを使っていた人は、もっとひどい目にあっただろう。
 しかしかのビル・ゲイツのやり方には常日頃憤りを感じており、とくにブラウザに関して、インターネット・エクスプローラ(IE)など何年バージョンアップしていないか。怠慢にもほどがあると思っていたところ、近頃いいブラウザが無償配布されている。
 「Mozilla」の「Firefox」というヤツで、正式版が2004年11月に発表された。
 これは「タブ・ブラウザ」の一種であり、IEとかなり使い勝手が違うらしい。いろいろ情報を収集してあれこれ迷いながら、4月はじめ頃ようやく導入に踏み切った。
 その特徴には、次のようなものがある(「IT用語辞典 e-Words」より)。

○タブブラウザ機能
○ポップアップブロック機能
○ツールバーやサイドバーは「テーマ」をダウンロードして高度にカスタマイズ可能
○Geckoレンダリングエンジンを採用し、Web標準への準拠と高速な動作を実現
○IEの備えるActiveXやVBScriptなどには対応しないため、ウィルスの影響が少ない

 総じてIEより安全で、機能が多様であり、さらに無償で公開されている等の長所があり、あまたあるブラウザの中でも、勝れていると判断した(「タブブラウザ推奨委員会」参照)。
 しかしそのまま使うと色々もの足りない部分もあり、「拡張機能」のダウンロードが必要な点や、一部のサイトで表示が乱れる点など、短所もないわけではない。ただ「Firefox」は、IEと同時に使用できるので、問題があれば切り替えれば済むことだ。一度タブ・ブラウザを覚えると、もはやふつうのIEには戻れない。
 じつは、国産の勝れたタブ・ブラウザに「Sleipnir」(スレイプニール/スレイプニル) というのがあり、どちらを使うか迷った。ただこれはIEベースなので、ウィルスに対する脆弱性から、今回は見合わせた。

 ところで「Mozilla」のメールソフトが、富山県民なら絶対使わないわけにいかないような名前になっており、「Thunderbird」(雷鳥)という。これで嬉しくなってしまい、アウトルックなんたらいう、意味不明なソフトなど駆逐することにした。むしろ富山県の象徴である雷鳥さんが使いたくて、「Firefox」まで入れたと言ったら、ミーハーだと笑われるだろうか。
 ちなみに「Firefox」(火狐)とは聞きなれない名前で、いろいろ辞典を見ても語義が出てこない。そこでWebを検索すると、まず次のようにあった(「IT用語辞典 e-Words」)。

「ちなみに、開発が始まった初期にはPhoenixという名称で呼ばれていたが、これはBIOSなどを開発しているPhoenix Technologies社の商標だったため、Firebirdに変更された。しかし、これはオープンソースのリレーショナルデータベース開発プロジェクトの名称と同じだったため、再度Firefoxという名称に変更され、結局この名前で正式版がリリースされた」

 さらに「Firefox」のHPを検索すると、次のような言いわけがましい説明があった。

Mozilla Firefox - ブランド名に関する良くある質問(抄)
 なぜ名称を変えたのですか?
 重複を防ぐためです。"Firebird" という一般的な名称は、すでに別のオープンソースプロジェクトでも使われています。私たちが Firebird の名称を使っても、彼らの商標を侵害することになるとは思いませんが、同じオープンソースの開発者たちが抱く懸念に対して対応を見せたかったのです。
 〜中略〜
 そもそもなぜ Firebird という名称を選んだのですか?
 私たちは Firebird の名称を選択するにあたって、弁護士の助けを借りて、この名称が他でどのように使われているかを評価しました。その結果、それらを使っている企業やプロジェクトが、私たちと同じ Web ブラウザの分野に属するとは認められませんでした。すでに他の企業やプロジェクトで使われていない優れた名称を思い付くのは大変難しいことです。そのため、名称を選び、それが使えるかどうかを確かめることは、多くの難しい判断を必要とする複雑なプロセスなのです。
 なぜ Firefox なのですか?
 Firebird に似ているからです。覚えやすくて響きも良く、ユニークな名称です。私たちはこの名称を気に入っています。また、少しでも Web ブラウザと関連がある他のプロジェクトや企業で、同じ名称を使っているところはひとつも見当たらなかったからです。
 Firefox とは何ですか?
 "Firefox" は レッサーパンダ の別名です」

 これではほとんど場当り的なネーミングだと、批判されても仕方ないだろう。
 しかしもしかすると日本では、二本足で立つことを覚えて、この頃ちまたを騒がせている千葉市動物公園のレッサーパンダ「風太君」(2歳オス)人気にあやかり、ひろく普及するかもしれない?









  「Yahoo!ジオシティーズ」 20050416


 みなさんは、「Yahoo!ジオシティーズ」をご存知だろうか。
 いわゆる「無料ホームページスペース」中、最もメジャーなもののひとつで、50MBまで自由に使える。まあ、ページのトップに広告は入るけれど、タダで50MBも使えることには代えられない。
 実は拙サイトで、写真を多く載せている「自然」では、この部分だけ「So-net」の「U-Page+」を使っていた。しかし、ここは10MBしか容量がなく、もう限界になってきた。
 そこで対策をあれこれ考えた末、「無料ホームページスペース」を使うことにした。

 これにはいろいろあるが、ともあれ有名どころでつぶれる心配はないし、初体験にいいかと思って、安直に「Yahoo!ジオシティーズ」を選んだ。その気になれば、月々わずか525円ほど払うと、300MBまで使え広告なしの、「ジオプラス」にも移行できる。とりあえず50MB使い切った後、そうしてもよかろう、云々。

 以上のようなとりとめのない理由ですが、これから「自然」コーナーに一部、広告が入りますので、ご了承ねがいます。その代わりこれから、バンバン写真を掲載して行くつもりでおります。
 乞うご期待!









  「調子悪い」 20050330


 先週末から、久しぶりに(→20041207)本格的なカゼをひいて、くたばっていた。
 急に腹痛が起こり、食べ物が喉を通らず、体がだるくて、なかなか熱が下がらない。またこんなときに限って、仕事の方がバタバタしており、思うように休みがとれない。重い足を引きずって出勤し、だましだまし一日過ごして、家に帰りご飯を食べたらすぐ寝込む、という毎日をおくっていた。
 それでもようやく本日、強引に休みを取らせてもらい、やっと一息ついている。

 思えば、今年はろくなことがない。
 15年愛用していたメガネは無くすし、5年使ったプリンターは壊れるし(まあこれは仕方ないか)、懐があまりにも寒くなったせいで、カゼまでひいてしまったのだろうか。
 今も体調は最悪で、パソコンに向うと頭がフラフラする。傍らでお布団が、オイデ、オイデと誘っている。

 したがってまた、こんなしょぼい話で、失礼させていただきます。









  「ただの誕生日」 20050205


 なにを隠そう、本日はわたくしの誕生日であった。
 先月盛大に、息子の誕生祝いをしたばっかりで、まったく感動というものに欠けている。まあそれでも誕生日には違いないということで、奥様が恒例の特製オムライスとケーキで、祝ってくれるらしい。ちなみにロウソクは、10年で1本に見立てるらしいです。
 嗚呼、思えばいつの間にか、歳を取ったものだ。

 おりしも月末頃から雪が降り続き、氷見で40cmほど積もっている。
 これでも県内では最も少ない方らしく、魚津で50cm、猪谷では1m以上も積雪がある。昨年ほどではないにしろ、例年今頃ドカ雪に見舞われている。

 それでも、わりと雪は好きだ。スキーはきらいだけど。
 産まれた時季が時季だけに、雪が降ると、なんとも懐かしい気分になる。わが幼少の頃など、これしきの雪は、やっと本降りになったかな、という程度だ。50cm以上は当たり前で、年末に降った雪が3月まで溶けず、完全な根雪となっていた。雪のない正月など、考えられなかったものだ。
 夜は吹雪き、朝は枕元のコップに氷が張る始末で、近頃の冬など温いものだ。
 ただしそのせいで近々給料から、寒冷地手当がなくなるらしい…(涙)。

 しかしまあほんとにおかげ様で、こうして徒然と書いてみたような、ただ平穏な誕生日を迎えております。









  「初誕生日」 20050116


 正月二日、息子が初めての誕生日を迎えた。
 今年からこの日は、新年だけでなく誕生のお祝いも兼ねなければならない。2005年は第1回目とあって、正月早々綿密にスケジュールを組み、朝風呂に和服の着付け、記念写真撮影にバースディ・ケーキの調達等々、終日てんてこ舞いの忙しさだった。

 時代も変わったもので、最近は正月二日に写真館もケーキ屋も営業している。スーパーの初売は、元旦からだ。
 確かに便利ではあるが、節句の趣が乏しくなっている、とも言えよう。
 しかしおかげさまで、息子が誕生日にケーキすらない悲しみを、味わうことはなくなったのだから、ありがたい。おせち料理に各種のお餅があるだろう、などのご批判も聞こえてきそうだが、おせち料理とは、ありゃ酒のつまみです。また今どきの子どもは、概して餅嫌いときている。
 ということは、これから先、息子が成長すればするほど、正月に別途ご馳走を用意しなければならない、ということか。お年玉+誕生日プレゼントとかも、やっぱり必要だろう。
 めでたい話だけれど、なんとも頭の痛いことではある。

 ちなみに当日は、実家のお母さんもお呼びし、祖母二人を両脇に据え、わが家の王子様は遊び相手に困らず、一日ご満悦でした。
 ああくたびれた。









  「徒然雑記 リニューアル」 20050101



  喪中につき、新年のご挨拶は、失礼させていただきます。

    昨年三月六日、岳父が七十四歳で他界いたしました。
    皆様にはどうぞ良いお年をお迎えください。

                                平成十七年元旦 



 今年の正月は喪中なので、色々めでたいことは自粛している。
 このように喪中はがきを出したおかげで、年賀状も来ず、静かな元日を迎えている。
 そこでヒマにまかせ、ちょっと「徒然雑記」のスタイルを変えてみた。
 年毎にファイルを分割しただけなのに、写真のリンク処理などに手間どり、けっこう時間がかかった。年末年始の休暇中でなければ、少々焦ったところだろう。

 ともあれ、今年も拙サイトをよろしくお願い申しあげます。